国産真綿布団職人が1枚1枚心を込め国産角真綿を手引いて最高級の真綿布団を作り上げます。近江真綿布団には国産と中国産がありますが、当店の近江真綿布団は愛媛県産の繭を100%使用しています。国産繭の生産量は限られているのと二人で手引いて作っているため当店で年間作れる真綿布団の限度は月10枚程度です。

1.繭(写真)

中綿2kgの掛け布団をつくるのに繭が7,000個から8,000個必要です。

 

2.繭煮(写真)

繭に含まれるセリシンを取り除く(8割ほど)ために大釜に繭玉を入れた麻袋を2~3袋入れ精練剤を加えた水で3時間煮ます。セリシンを取り除くことで繭が柔らかく風合いのある肌触りに仕上がります。

 

3.すすぎ

3時間煮た繭を冷水でアク抜きし、じっくり水に晒します。

 

4.繭ちぎり

固まっている繭を一つずつ切り離します。

 

5.繭剥き(写真)

繭を広げて裏返しにして中の蛹を取り除き、厚さにムラができないように引き延ばした真綿を順次ゲバと呼ばれる木枠に重ねていきます。4枚重ねで1枚の角真綿になります。一日中正座しての大変な作業です。

 

6.漂白

木枠の桶に水を張り約1日漬けて漂白します。

 

7.乾燥(写真)

脱水機にかけた後屋内で竹竿に吊るしじっくり乾燥させます。

 

8.結束

角真綿1枚につき繭約20個。1枚の重さ約8g。

 

9.手引き(写真)

角真綿を1枚づつムラなく均一になるよう引き延ばします。2人で息を合わせ1枚1枚丹精込めて丁寧に手引いていきます。中綿2kgの真綿ふとんで、一日に2枚から3枚ほどしかできません。

 

10.仕上のりつけ(写真)

真綿の吹き出しを防ぐためのりづけをします。

 

11.仕上乾燥(写真)

2日間ゆっくり乾燥させます。

 

12.仕上側生地

側生地をつけていきます。

 

13.完成

近江真綿布団の出来上がりです。

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 国産繭剥きによる近江国産角真綿つくり


国産近江真綿手引き作り 1

国産近江真綿手引き作り 2